2002年オーロラ写真メモ
今年もAuroraに出会えた

今回は、バルブ撮影可能なデジカメ(EOS-D30)と銀塩(ネガ)との描写性の違いなどを把握するのもひとつの目的だった。

  1. 今回の撮影の結果
  2. デジカメと銀塩の写り方の比較
  3. Creek Lodge でインターネット
  4. 同時多発テロ以降のセキュリティチェックと携行品について
  5. (予備実験としての)ISO感度とノイズ
  6. 360°View AuroraMountain;AuroraCreekLodge-Hill


回の撮影の結果
1) 今回のオーロラの強度および撮影条件では、星の描写など、 銀塩のほうが優れていた。
2) デジカメによる写り方は、ポジフィルムに近い。
3) 弱いオーロラの場合、目視では雲かオーロラかが分からない。その場合、 デジカメによる撮影と液晶モニターによる確認ができ、銀塩撮影も確信を持って行うこと ができた。つまり、オーロラ撮影時のモニターとして適している。
4) デジカメの画素、2160×1440を320×217に圧縮すれば、web用として充分利用できる。
5) デジカメ撮影のカラー印刷では、Lサイズでもかなりノイズが目立つ(PM-790PT使用時)。
6) オーロラ写真には、満月は明るすぎる。三日月程度がちょうどよいと、つくづく感じた。


ジカメと銀塩の写り方の比較。
1) 両者ともISO400(デジカメはISO100,200,400,800,1600が選択できる)
2) 撮影時は、ほぼ満月であったので、周囲がとても明るく写り込んだ。 とりわけ、ネガでは「昼間のオーロラ」のよう。
3) デジカメでは、明るい星(1〜2等星)しか判別できない。他の星は、ノイズに埋もれてしまう。
4) 12/28のオーロラは、赤いオーロラだったので、周囲の明るさがとても残念。
EOS-D30(デジカメ) EOS-5(銀塩+フィルムスキャナ)
FairBanks オーロラマウンテン・スキー場 FairBanks オーロラマウンテン・スキー場
撮影日時:2001/12/26 02:29:46
Tv(シャッター速度):15sec
Av(絞り数値):3.5
レンズ:17.0 mm  
Tv(シャッター速度):20sec
Av(絞り数値):2.8
レンズ:28mm  
FairBanks オーロラマウンテン FairBanks オーロラマウンテン
撮影日時:2001/12/26 03:09:07
Tv(シャッター速度):20sec
Av(絞り数値):3.5
レンズ:17.0 mm  
Tv(シャッター速度):20sec
Av(絞り数値):2.8
レンズ:28 mm  
FairBanks オーロラマウンテン・スキー場 FairBanks オーロラマウンテン・スキー場
撮影日時:2001/12/29 1:23:04
Tv(シャッター速度):20sec
Av(絞り数値):3.5
レンズ:17.0 mm
Tv(シャッター速度):20sec
Av(絞り数値):2.8
レンズ:28 mm


Creek Lodgeでインターネット 2001.12.26

   
オーロラ・クリーク・ロッジでは、昨年と違いメインロッジに
hpのパソコンが置かれており、開放している。
そこで、ブレンダにお願いして、FAX用の電話ケーブルを
お借りすることにした。
今回は、win2000環境での手動設定だ。
so-net・XOによるFairbanksの接続ポイントに接続し、
Web-siteの更新とE-mailを取り込む。
 
ファイル転送確認用ファイル:夕焼け


時多発テロ以降のセキュリティチェックと携行品について

悲劇的な事件の後ですから、セキュリティチェックはかなり厳しいものがありました。ここではオーロラ旅行で、写真撮影を試みられる場合の留意点をまとめてみます。

1.フィルムのハンドチェック
アンカレッジ空港の国内線への入り口での検査では、オーロラ撮影用の高感度フィルムのハンドチェックを拒否されました。「高感度フィルムなのでハンドチェックをしてほしい」と何度も言いましたが、受け付けてくれません。「X線防御用のフィルムバッグに入っているんだから、機械を通せ」の一点張りです。やむなく、X線検査を受けざるを得ませんでした。今回の旅行では、ISO1600のフィルムは用いないことにしました。
オーロラ・クリーク泊の知人も、ハンドチェックを拒否されたと言っていました。もうひとりの方は「これ以上拒否するなら身柄を拘束する」とも言われたようですがなんとかフィルムだけはハンドチェックさせたようです。

このハンドチェックを拒否するのは、男性係員に多いようで、女性係員はハンドチェックをしてくれました。X線を通さなければならない場合でも、ISO800以上はバラにしてでも係員にハンドチェックをお願いしましょう。

2.ノートパソコンは、本体だけをすぐに出せるように
旅行中のweb-site更新用に、Vaio-505exを持ってゆきました。ケーブルなどの備品と一緒に、厚紙製の書類箱に入れていましたが、「本体だけにして機械に通せ」といわれます。ケーブルなどと分離してすぐに取り出せて、収納できるようにしたほうが良いでしょう。

3.ステンレス製扁平水筒内の泡盛がNG!
飛行機搭乗直前の手荷物検査では、ホーキンスの靴まで脱がされましたが、あわせてステンレス製の容器のフタを開け、「これはアルコールであり、捨てて来い」と言われた。「えーっ、泡盛なんだけど」といっても通用しない。しかたなくトイレにいって流してきた。他のバッグのペットボトルに入れた泡盛はノーチェックだ。何を基準にしているんだか...。

4.ドメスティックも同様に、厳しい検査
これらの検査は、日本人旅行者のみに行われているのではありません。アメリカ人も同様に、靴を脱がされたり、手を広げてターンをしたりしています。この時期の旅行ですから、トランクや手荷物は全て開梱されることを前提にして、手際の良い収納が可能なようにしたいものです。

5.乗り換え時間も余裕を持って
今回、空港での発券など、すべて3時間前に行動することにしました。空港で待つのは退屈なものですが、セキュリティチェックが思いのほかに掛かり、乗り換え時間が短く空港内を走りまわった人、乗り継ぎ便に間に合わずに、次の飛行機に変更してもらった人などのお話を聞きました。


しいチャレンジ

今回は、一眼レフTypeのデジカメEOS-D30をGET。念願のデジカメでオーロラ写真を狙えそうだ。メーカーの動作保障温度は+40度から0度までだが、その後の調査や新聞社のカメラマンのお話しでは「湿気には弱いが、低温時に問題になるのは電池の消耗」とのこと。
旅行までの間に、星空写真や天体写真などを撮影し、ISO感度とノイズの関係を把握しておくことにする。
(2001.11.08 記)

Exp.1 ISO感度とノイズ(夜景)2001.11.13

品川の火力発電所 >> ISO800,1600ではノイズが目立つ。
 
ISO100;Av4.0;Tv6sec;28-105mm(72mm) ISO200;Av4.0;Tv2sec;28-105mm(72mm)
ISO400;Av4.0;Tv1sec;28-105mm(72mm) ISO800;Av4.0;Tv0.5sec;28-105mm(72mm)
画像サイズ
2160×1600 Pixel

240×160 Pixel に圧縮
右上隅は非圧縮エリア50×50 Pixel
おおむねノイズと考えてよいだろう
ISO1600;Av4.0;Tv1/4sec;28-105mm(72mm)

360°View:AuroraMountain;AuroraCreekLodge-Hill

デジカメを用いて、オーロラ・マウンテン・スキー場とオーロラ・クリーク・ロッジ正面の丘から見える風景を360度パノラマにしてみました。
写真をクリックすると、360度Viewのページへジャンプします。

クリーク・ロッジ前の丘 オーロラ・スキー場



tlib@st.rim.or.jp