九寨溝・黄龍・楽山・峨眉山よくばり旅:モバイル

4世界遺産への旅 2002.08.16-08.25
Chinaでモバイル編

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これまで中国はなんども旅をしてきたが、mobileだけはあまりする気がしなかった。今回、長旅の慰みにmobileをして、リアルタイムにweb更新を思い立った。
結論としては、地方都市であっても、中国式のインターネット接続方式[163](China Telecom)などが普及しており、きわめて快適に、そして安価に接続することができた。
ここでは、その状況をまとめておく。

また、中国の地方都市の天気予報について、なんとyahooなど、アメリカのお天気webサイトで調べることができる。このため、地方都市の英語標記をできるだけ調べた。

今回使用の環境
パソコン OS モデム その他
SONY-505EX/64:MMX/233MHz win2000 内蔵&TDK 電話コード3m

  1. 事前調査:GRIC接続と165,163接続が利用できそう
  2. 成都のホテルでの調査:商務中心(ビズネスセンター)が利用できる:163接続
  3. 169:九寨溝で挑戦するもNG!でも10BASE-Tが使えるなんて・・・
  4. 163:綿陽であっさり
  5. 163:峨眉山のホテルでもあっさり
  6. 163:成都のホテルでもあっさり商務中心より割安

事前調査

旅行前に、事前調査が大好きな私は、いくつかのwebサイトを検索で見出した。
そして、
○自分の加入しているプロバイダー経由で、GRIC、I-Passなどの海外ローミング会社を利用する
○中国式のインターネット接続である[163](China Telecom)や[165](China Unicom)などを経由して接続する
という手法を確認した。
個人的には、GRIC接続は、これまでなんども挑戦したが接続に成功したことがないので、トライアルしてみようと考えた。それでダメなら、163と。

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成都[CHENGDU:セイト]のホテルでの調査:商務中心(ビジネスセンター)が利用できる

○8月16日(金)、成都着。銀河王朝大酒店という、ちょっと恥ずかしくなるような名前のホテルに着くと同時に、インターネット接続環境について、ガイドを通して質問する。今回のガイドの杜さんは、ガイド業に移る前は、このホテルのビジネスセンターで、インターネット利用者の受付をしていたとのこと。「あまり利用者がなく、退屈だったので辞めた」とも。
○さっそくビジネスセンターへ行くと、6畳くらいのオフィスにパソコンやfaxなどが数台並んでいる。係りの女性に使いたいと話すと、早速モデム経由で、163に接続している。接続後、いくつかのwebサイトをみるが、当然ながらみんな中文で、まったくわからない。
○web更新のために最も行ないたいftpは、専用ソフトがインストールされていないようなので、DOS窓で行なうことになりそうだ。
○5〜6分いじって、接続を終了して、ビジネスセンターを出ようとすると、係りの女性が「ちょっとまってね」といって、接続時間を調べて、「6元です」という。「なるほど」と現金で支払い、ここにノートパソコンを持ちこんで接続することも可能かと聞くと、「OK!」という。成都に戻ってからの楽しみにしよう。

自室からの接続トライアル:やっぱりつながらないGRIC

○自室の電話機のケーブルを確認すると、モジュラージャックはそのまま使えるタイプ。さっそく、パソコンを立ち上げ、接続地域や外線番号が「9」発信であること、電話番号を確認して、GRICでトライ。 ○英語でメッセージが流れる。電話番号を変えてみる。あれ、成都の163だ。これならGRICなんて使う必要ないな。と思いながらも、再チャレンジするもNG!。
○どうやら私は、GRICとは相当相性がわるいらしい。

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169:九寨溝で挑戦するもNG!

○8/17:茂県[MAOXIAN:モケン](貴賓楼大酒店)
宿泊の茂県のホテルで、インターネット接続をしたいのだが、可能か?とフロントで聞くも、「メイヨー」できないという。
○臥龍[WOLONG:ガリュウ]で、たくさんのパンダを見て、かみさんは抱っこまでして、web更新の日記の筆も進んでいるので、「はやく接続しろ」と矢の催促だが、ホテルができないというのなら仕方ないでしょ。
○8/18:黄龍[HUANGLONG:コウリュウ](華龍山荘)
今日は、インターネット接続どころではない。茂県から黄龍までの長距離移動で、松潘(SHOGUHAN)や川主寺まではたいした起伏もなく、なだらかだったが雪宝頂の3800メートルの峠越えで、高地に弱いカミさんがダウン。
今回の旅行のおもちゃのひとつに、CASIOの腕時計+高度計を持ってきた。3000メートルに近づくころから、カミさんに見せないようにしていたのに、どうしても見せろと聞かない。見せたとたんダウン。
○余談だが、もうひとつのおもちゃのGPSは、とうとう最後まで正常動作しなかった。衛星を3個以上補足したマークは出るものの、位置が確定しない。残念。

○8/19:九寨溝[JIUZHAIGOU:キュウサイコウ](九寨溝国際大酒店)
ここは、なんちゅう大きなホテルだ。ここなら大丈夫だろうと、フロントにインターネット接続を聞くと、「phoeneNo=169,ID=169,Passwd=169」と明快な返事。やはり、こうでなくちゃ。と部屋に戻り、接続を試みる。
○169設定をして、接続ボタンを押す。「ピーコロコロ」と聞きなれた音がする。パスワード確認に入る。と、「パスワードが違う」とエラー。なんど繰り返しても、認証のところでこける。む、無念。
○あきらめ悪く、GRICで、成都までの接続を試みるも、相変わらず英語でなにかしゃべってる...
○8/20:169で、接続できないとフロントに聞きに行くも、「それ以上はわからない」という。ビズネスセンターがあるから、そこに行ってくれと。「なるほど」と505EXをもって、ビズネスセンターへ行く。3畳ぐらいの部屋に通される。ネットワークを確認すると、なんと10-BASE-Tの接続のみ。
○ここでの利用は、1時間32元。パソコン持ちこみだと1時間64元だという。わけわからん。とはいえ、10BASE-T用のPCMCIAカードは、荷造りのときに「これは使えないでしょう」と携行品からはずしたことを鮮明に思いだす。クーッ、持ってくるんだった〜。中国のネットワーク環境、侮りがたし!
○だがなぜか、モデムによる接続環境は整えられていない。ということで、ここでもweb更新できず。残念。
○ローカルコールと成都までのチャレンジをするも支払いなし。(ガイドが清算:許容範囲か)

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163:綿陽[MIANYANG:メンヨウ]であっさり(臨園賓館)

○夕食の料理の辛いのなんのって、生の食材を自由に選んで鍋物にしてくれるものを食べたが、辛かった〜。ビールで洗浄しながら食べる毎日。さて、夕食後綿陽のデパートのショッピングに付き合わされて、ようやくホテルに帰還。フロントでネットワーク環境について聞くと、「163でできる」というきっぱりとした返事。
○部屋に戻って電話機を見ると、電話線が受話器に直付けとなっている。壁のモジュラージャックをはずして、携行したモジュラーケーブルを差し込む。163の設定をして接続(実施例:0,,163:ここでカンマ(,)はポーズの意味)。「ピーコロコロ」の音に続いて「認証」に入る。ここで切れるんだろうと見ていると、「ネットワークにコンピュータを登録中」と先に進んで、あっさり接続。
○まず電子メールを読み出す。相変わらず海外からの迷惑メールがドカドカやって来る。正常だ。
○つぎに、ftp接続し、サーバーを呼び出す。おおっ、来た着た。この間のカミさん担当の日記と、320*240ドットに圧縮したデジカメ画像を転送する。接続速度は、33.1K〜28.8Kなので、充分速い。
○webでの更新を確認した後に、職場の友人・知人や兄弟にwebサイト更新を連絡する。
○支払いなし。(ガイドが清算:許容範囲か)

インターネット接続の実際 win2000の場合
1.[設定]→[ネットワークとダイヤルアップ接続]→[ネットワークの接続ウィザード]から"インターネットにダイヤルアップ接続する"を選択する。
2."インターネットに手動設定"を選択し、"電話回線とモデムを使ってインターネットに接続"を選択。

「市外局番とダイヤル情報を使う」のチェックをはずす 「ユーザー名」「パスワード」とも163を入れる ダイアルアップ接続を開いて、ダイヤルボタンを押す
縮小イメージ1 縮小イメージ2 縮小イメージ3
図のクリックで拡大表示 図のクリックで拡大表示 図のクリックで拡大表示

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163:峨眉山[EMEISHAN:ガビザン]のホテルでもあっさり(紅珠山賓館)

○一度つながると、あのつながらない状態はなんだったんだろうと思えるほど、あっさりつながる。ここ、峨眉山のふもとのホテルでも[163]で、あっさりつながった。こうしてみると、今回のすべての宿泊地で、[163]接続ができたのではないかと確信が生まれる。
○予定変更の楽山[LESHAN:ラクザン]の写真をweb更新する。カミさんへのリアクションメールが届き始める。その多くは、パンダの抱っこ写真に関してだ。九寨溝・黄龍の絶景も、4ヶ月のパンダ1頭には及ばないようだ。
○支払いなし。(ガイドが清算:許容範囲か)

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163:成都[CHENGDU:セイト]のホテル(銀河王朝大酒店)でもあっさり、商務中心より割安

○当然のように部屋で[163]接続する。当然、サクッとつながる。web更新やメールを取りこむ。
○支払いは、2日間で、7.6元(約114円)と安かった。ローカルコールは、0.3元/分で、ホテルのチャージが0.15元/分だった。この上に、china telecomの取り分が乗っているのだろうか?計算上は、累積で16分以下の接続だったことになる。もう少し使った(30分)ような気がするが...まぁ、いいか(^^;

○中国では、China Telecomの163接続などが多いに普及し、かえってADSLなどの普及が遅れているようだ。163接続は、電話代+αで、インターネット接続ができる。日本では、プロバイダーと契約して、インターネット接続やメールアカウントを貰うのだが、中国では、無料のメールアカウントを発行してくれるネットワーク会社が多いようで、それぞれが、web接続のポータルサイトとして、囲い込みを行なっていると聞く。
○はじめての中国でのインターネット接続は、国情に合わせたインターネットの普及のし方を体験できた点でも貴重だった。
○このネットワーク接続に関して、ホテルのフロントに聞いてもわからないことがあるようだ。すこし突っ込んだ質問をすると、日本語のわかる人が出てきて、「わたしはコンピュータはきらいだよ」などと、お茶目なことを言う。
○ということから、ホテルに着いたら、フロントなどをあてにせずに、まず外線番号+163を受話器で掛けて、「ピーコロコロ」といえば、「まずOK!」。

※このページの記述は、2002年8月16-25日の四川省での体験を元にした記載であり、参考にされる方は最新の情報に、ご留意ください。

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